IEA 国際スマートグリッド行動計画(ISGAN)
スマートグリッド国際研究施設ネットワーク(SIRFN)
プロジェクト概要
産総研のFREAは、ISGANの活動の一つであるWG5:スマートグリッド国際研究施設ネットワーク(SIRFN)にNEDO・METIの要請に基づき2014年から参画しています。2016年度より先進的なクリーン・エネルギー技術の確立を推進する国際共同研究開発事業(2016-2020年度)の一環として活動してきました。国際共同研究開発事業が終了後も先端技術のノウハウ・情報共有を含めた各国研究機関と連携した活動として重要であることから継続して議論に参加しています。この活動では、米・欧・アジア各国との国際連携により人材交流や共同研究等によりスマートグリッドに係る先端技術の開発を継続的に実施しています。ここで得られた知見や開発した技術がスマートインバータ実証事業(2015-2019年度)、NEDO慣性力を提供する次世代インバータ開発(2019-2021年度、2022-2026年度)などの国家プロジェクトに活用されています。
メンバー
- Operating Agent:ドイツ DERlab
- Technical lead:米国 DOE
- 参加国:オーストラリア、オーストリア、ベルギー、カナダ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、インド、アイルランド、イタリア、日本、韓国、メキシコ、オランダ、スペイン、スイス、英国、米国
プロジェクト期間
2014年度から現在
関連Webページリンク
関連するキーワード
※ International Smart Grid Action Network(ISGAN)
再生可能エネルギー導入拡大、エネルギー消費低減、系統安定化技術の普及など、スマートグリッド関連技術の発展と普及を世界規模で促進することを目的に活動を行っています。2010年の第2回クリーンエネルギー大臣会合において、国際エネルギー機関(IEA)の実施協定として発足した国際的なイニシアティブで、現在26ヶ国が加盟しています。
※ Smart grid International Research Facility Network(SIRFN)
IEA ISGANのワーキンググループの1つ(WG 5)で、ISGANに参加している国の研究所等が有するテストベット施設を持つ機関と、その研究者のネットワークです。電力系統への再エネ大量導入に貢献する実証研究や試験技術の共同研究、及び知識共有に取り組んでいます。