カーボンニュートラル実現に向けた 分散電源及び需要アグリゲーション技術開発(VPP)
プロジェクト概要
背景
- 2050年カーボンニュートラル実現に向けて、電力の安定供給を確保した上で、再生可能エネルギー(再エネ)の更なる導入拡大を進める必要がある。
- 電力安定供給と再エネの普及拡大を両立するため、多数の蓄電池や再エネ等の各種分散型エネルギーリソースと需要家機器を束ねて制御し、適切に市場で分散型リソースの価値の取引を実現するアグリゲーション技術の確立が期待されている。
- このような背景のもと、産総研が有する叡智を集結し、共通基盤技術を確立するとともに、各分野への課題や解決策などを横断的な基礎研究を実施していく。
目標
超多数台の分散電源・需要を集約し、新たに始まる需給調整市場を活用したアグリゲーション技術に係る基盤技術(ソフトウェア・ツール等)を開発する。この基盤技術を活用した、新たなビジネスモデルを検討する。
実施体制
ユニット | チーム | 担当研究者 | 役割 |
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再生可能エネルギー研究センター | エネルギー ネットワークチーム |
橋本潤 |
統括 |
喜久里浩之 |
電力解析 デジタルツイン(HIL) |
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タハ・セリム・ウスツン |
通信 サイバーセキュリティ |
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大谷謙仁 |
標準化 政策 |
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太陽光システム チーム |
大竹秀明 |
気象(メソスケール) 発電量予測 |
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大関崇 |
PV 電力市場 |
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ゼロエミッション 国際共同研究センター |
環境・社会評価研究 チーム |
本田智則 |
ビッグデータを用いた需要構造解析 |
小澤暁人 |
エネルギーシステム分析 | ||
嶌田栄樹 |
経済モデル分析 | ||
環境創生研究部門 | 環境動態強化研究 グループ |
高根雄也 |
気象(ビッグデータを用いた都市気象) 需要予測 |
情報・人間工学領域 デジタルアーキテクチャ研究センター |
地理空間サービス 研究チーム |
山本浩万 | 衛生解析 地上観測 地理情報統合技術 |
プロジェクト期間
2022年度9月から現在